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    toyokazu
    2021年2月03日

    介護者の疲弊により要介護者が命を失う事件がありました。

    カテゴリー: 同居介護

    介護中の母親殴った容疑 52歳娘「疲れた」、母は死亡:朝日新聞デジタル

    5件のコメント
    浅井郁子(アサインコ)
    2021年2月04日

    記事を読んで、この女性は私なのだと思いました。

    彼女の年齢は52歳で亡くなった母親は83歳、10年前に父親の介護のために離職し、両親と同居を始め、5年前に父親が亡くなってからこの5年間は母親と二人暮らし。

    私とあまりにもそっくりで。

    10年間も両親と同居し、母との二人暮らしも5年に及ぶのに、今になってなぜこのような悲劇を生むことになったのか。


    紙一重なんですよね。

    そう私も最近になって思うようになりました。

    昨年くらいからか、母の切れ方が以前と違うからです。

    互いに寸前のところでとどまっているにすぎません。

    一寸先は闇、運次第、人生は無常…そんな言葉が口を衝いて出てしまう。


    「こんなはずじゃなかった」と彼女は今、思っているのではないか。

    強い後悔よりも、自分自身が死んだような気持になってしまっているのではないか。取り返しがつかないことをしてしまったのだから、

    もう自分も死んだようなものだと。

    ここまで頑張ってきたのに、人生とははかないものだと。

    そう想像すると、胸が、痛い。

    この女性はきっと真面目な人なんだと思いますから。


    なにを言っものか困り果てます。

    介護経験が、このような結果ではなくて、

    介護者のこれからの人生の糧になるような、

    真逆の結果になる可能性がこの人にもあったのだと、

    そう思ってほしいというのが、今の私の気持ちです。



    toyokazu
    2021年2月04日

    リプライ、ありがとうございます。

    腹が立ってくる、イライラする、嫌になってくる、介護と家事に追われて楽しみがないなどとネガティブな感情に陥ったとき、最低限の理性を保てるか不安になります。

    今日も、同じような事件の記事が目に止まりました。

    認知症介護17年、夫を殺害…「苦しみ聞いてくれれば」72歳妻、肩震わせ謝罪 起訴事実認める - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト

    0
    浅井郁子(アサインコ)
    2021年2月05日  ·  編集済み:2021年2月05日

    @toyokazu ネガティブな感情に陥った時に少しでも浮上するものがあるといいんだけど。

    楽しみとか、はけ口とかね。

    私の場合は、Twitterで愚痴を言ったり人の話を読んだりすることと、

    韓ドラを見ることだったかな。

    でも、父の介護の時は母と一緒だったのがなんといっても大きい。

    今、母と二人になって、母が要介護状態になった時のことを考えたらぞっとする。

    シングル介護は人と話さない分、はけ口がなくなるからネガティブになる環境に陥りがちなので、介護が始まるときには必ず親族を巻き込むようにと思います。

    私も即時、兄に「できることを考えて」とは言うつもり。

    まったくあてにはしてないけど。


    紹介していただいた記事のご夫婦の場合、

    加害者となった妻は夫をなんと17年間も介護していたとあり、

    その17年間なしに事件のことは考えられないですね。

    疲労が重なった妻はうつ状態となり自殺を考えるが

    「夫を残すと家族に迷惑が掛かる」と思った。ここに最大の問題があって。

    心中されたり、殺害されたりするほうが、家族に迷惑がかかるはずなので、

    生きている間に家族で協力や話し合いをするしかないのだよね。

    そうできないならば、最大限他人の力を借りる方向に向かってほしい。


    実際、心中しようかとまで考えた妻が介護サービス事業者の窓口に訪れて

    サービスを受けることで他人とかかわり、

    夫婦ともに明るい笑顔と生活を取り戻した例はたくさんあります。

    とにかく「一人で抱え込まない」ことが介護の最も大事な鉄則だと

    声を大にして言いたいです!

    she3
    2021年2月06日

    こういう記事を読むたびに、なぜ、離職しなければいけないのか。なぜ、一人で抱え込まなければいけないのか、と思います。そうしなくてもよい手立てはないのか、と。相談する場所、日々の細かな福祉サービスなどの情報が行き渡っていなくて、当然、受けられるサービスを逃しているということはないでしょうか。お孫さんが祖父母の面倒をみていることも多いそうで、相談できるような環境と社会のなかで自分を守る権利を知る教育が必要だと。

    実際に、自分が介護で困る立場になって調べて聞いて知った情報が多いと感じました。

    介護だけではありませんが、学校で公助がどういうシステムになっていて、どう受ける権利があるか、しっかり教えてほしいと思います。地域のコミュニティーでどういうふうにお付き合いすればいいかを実践する機会を増やし、共助を身近にするのも大切で、道徳教育で、自助を刷り込み家庭に閉じこもるよう仕向けるのは、もういいでしょ、と。

    浅井郁子(アサインコ)
    2021年2月08日

    「相談する場所、日々の細かな福祉サービスなどの情報が行き渡っていなくて」は本当にそうだと思います。

    介護の場合、介護保険サービスは家族介護ができなくなったら利用するものだと思っている方々がまだまだ多いようです。

    本人の意思を尊重する申請主義の社会は保たないとなりませんが(行政の措置する権利を強化されるとまずいので)、サービスを知らずに、自分が利用していいことを知らずに、一人で抱込んでしまうことがないようにする方法がもっと必要ですね。

    人は手助け状態になったら物理的に近くの人に頼むことにどうしてもなりますので、プロのサービスを含め、普段から地域のコミュニティへ参加したくなる何かを作っていくことも大事かなあと。

    5件のコメント
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