昨日の早朝、母が38台の高熱を出す。
母はリウマチを患っていたからか、体に炎症反応が起こると関節という関節が痛くなる。
体が痛くなったので熱を測ると発熱しているという感じであり、熱が出ていると感じたから体温を測ると発熱しているという感じじゃないのね。
つまり、これも老化の一つ。
カロナール飲んで効いてくるのも遅いしね。
日中は37台と38台が行ったり来たりで、パルスオキシメーターの値も96あるから、何とか日曜日の今日を乗り切って、明日の朝一にかかりつけ医に行こうと思っていたが、夕方5時半に熱を測ったら39.1度! ここからシミュレーションを始める。
39.5度以上でパルスの値が94を切ったら救急車を呼ぼうとあらかじめ決める。
夜7時。
パルスの値が92になったので迷わず救急車を呼んだ。
救急隊が到着。
救急隊「朝に高熱が出た時点でなぜ救急車を呼ばず、今ですか?」
私「シミュレーションしてました。パルスが92になったのでこれはまずいと。本当は大きな病院に行かずに明日かかりつけ医に行きたかった。入院すると出にくいので。」
救急隊「なるほど。家庭用にパルスは正確ではないので、もう一度測ります。今は96出ますね。もう一度測ります。今度は92になりますね。どうしますか?病院に運んでいいですか?」
私「はい、お願いします。」
けれども、どこの病院もなかなか受け入れてくれない。
我が区もコロナの感染者は連日ゼロなのに、ベッドが空いてないと言われる。
これは予想外だった。
90代なので受け入れると入院になる可能性が高いと率直に答える病院もあり。
本人の意識があって娘が付いていると救急隊が伝えても難しいのだ。
(本日の新聞東京版にこんな記事が。東京都はコロナ第6波に備え、病床確保を病院に求めている。すでに救急搬送時に受け入れ調整が必要となった件数が1週平均で例年の2倍の51.6件。救急患者の受け入れ態勢に影響を及ぼしているらしい)
ということで、6件目で何とか受け入れてもらえた。
すぐにコロナとインフルエンザの検査…セーフ
胸のレントゲン…肺炎の疑いなし
採血…白血球と炎症反応と血糖値が高い
尿検査・・・少し濁っている
尿路感染症に軽度でしょう、という所見。
点滴を30分してもらい、抗生物質を出してもらい、注意点を聞き(水分補給、トイレを我慢しない)、かかりつけ医宛に紹介状を作成してもらい(皆さん、これ忘れずにね)、タクシーで帰宅。
夜10時になっていた。
翌日の今日。
朝は37度に下がっていたが、15時ころにまた38度台が出る。
かかりつけ医に私だけ行って報告と相談。
抗生物質を変更してもらい、6日間服用することに。
先生曰く、熱は上がったり下がったりしているうちに平常に戻るでしょうと。
どうかその通りになりますように。
救急搬送された時の病院の宿直医にもいろいろ質問した。
母は10年前も一度かかっているので、尿路感染症が起こる原因とか、注意点とか聞いた。
高齢になるとトイレを我慢するというよりも、尿意に気づきにくくなってきているでしょうと。
なるほどね、母を見ていると心当たりあるわ。
大きな病気を抱えていなくても、高齢になると誰でもかかる可能性の高い肺炎と尿路感染症。
父も母も何度かかかっている。
その都度、それぞれの症状を見てきて、入院や在宅療養を経験して、父はまあそれでも最期は肺炎だったけど。
両親の年老いていく姿を目の当たりにすることは自分の老後のリハーサルだとつくづく思う。
高齢になったら救急搬送されるだけでもいろいろ大変。
帰りのタクシーに乗るだけでも大変。
付き添いがいないとやばいなあ。
シングルの私は本気で考えなければ😥