今回は前回の更新から1か月が経ってしまっていて本当にすみません。
途中で確定申告の作業が入ったとはいえ、徐々に1章を書く時間がかかっていることがわかる。
後半に向かってテーマがだんだん難しくなっているんだよね。
とにかくあと3章、がんばる!!
最近、地域の親しい方や遠くに暮らす友人から相次いで親の介護の相談があって。(ああ、本が完成していたら読んでもらえるのに。ぐずぐず書いている私がいけない)
私も最初そうだったけど、親をどうにかしたいと思いながら手を打とうとしている間はうまくいきにくいよね。
親がどうしたいのかを本気でつかむことに力を入れてから私は楽になった。
次に、自分がどうしたいのかを問い直したら、自分自身の中にいろいろ見えてくるものがあった。
「地域包括支援センター」という言葉も覚えたくないという気持ちからやっぱ避けている人は多いからね。
それを「とにかく早く行ってみよう!」と自分が変化しないと介護問題はなかなか前に進まない。
一般論として○○すべきだろうなとか、周囲の目が気になるとか、他の人はこうしているとか、そういうのは全部関係ねぇ~と思ったところから覚悟ができるというか、親の介護ってその場その場の対処法ではうまくいかなくなってくるから。
「うちの介護はこういう方針です!」が自分の中で決まれば、ケアマネ、施設スタッフ、かかりつけ医などの反応も違ってきてつながりもうまくいくようになりやすいと思うのね。
ただ、それまでには激しい言い合いとか、途方に暮れるとか、修羅場とか、そういう経験をする可能性もあるのか介護だから。
それを超えると好転することも多いと思うんだけど、修羅場なんて奨励するものでもないから、介護の話って本当に難しい。
でもこれだけは伝えたい。
どれほど認知症の症状が重度に見えてもその人には「どうしたい」が必ずあって、たいていのことは「わかっている」。
いずれ自分も介護される身。
困りごとが多い親の世話をするのは決して無駄ではないと私は思います。